• 仲間たち

    一軒の豊かな家づくりを実践するには、広いネットワークが必要だと考えます。現場に直接参加する専門職との繋がりは最も大切ですが、建設後の建主との交流、素材の供給者や新しい技術の開発者、それを広めるメディア編集者との意見交換、さらに同業他社との研鑽は、年々変化加速する住宅生産の第一線に参画するには不可欠な活動です。

    仲間たち
  • 取り組み

    建主と現場をダイレクトにつなぐ様々な取り組みを実践しました。拙宅を使った1日学校、建主が山で大黒柱を選ぶ試み、群馬の風土を生かした材料開発、持続可能な自然素材はあるのか?などなど、それらは建設業界のピラミッド構成員に属さない住宅設計者だからこそ、可能な試みでしたし、業界内の本音を聞き出しそれを建主らに広く伝える活動でもありました

    取り組み
  • 発信

    私の仕事は住宅の設計。でも一般の方々に設計という「仕事の価値」はほとんど伝わっていないのでは、と思います。もっと知っていただくための様々な発信が必要ですが、大きな広告宣伝費を持ち得ない私たちには限りがあります。そこで、手弁当で開催できる展覧会と、建主との実践を活字にして伝える出版の2つを軸に、建主の思いを実現させるに大きな役割を担える設計という機能を発信しています

    発信
  • 作例掲載

    作例が本や雑誌に掲載される際、時に面白い言葉に遭遇します。発言者は毎回雑誌編集者。さすがプロ、彼彼女らの言葉のボキャブラリーには脱帽です。このタイトル「呼吸する家」は代表例。自宅ゆえに建主や受講者に向けて毎回様々な言葉を使って何百回と説明してきましたが、こんなわかりやすいシンプルな言葉には行き着きませんでした。この本以降、この一言で説明しています

    作例掲載