櫻 愛でる家

躍動の手触り

建て主は一言、

「骨太でダイナミックな家が欲しい」

と仰いました

瞬時に浮かんだのは、

吹抜から見上げる梁と

家を支える大黒柱

ただ、大物を扱う時にこそ

必要なのは「繊細な小技」です

 そこで大黒柱の表面は直線製材せず、

幹の筋肉が畝る仕上げとしました

春、麗らかな桜に包まれる家と、

対照的に組まれた力強い骨組

20年後、その対比が無理なく

調和している姿を信じて、、、

櫻 愛でる家

場所
埼玉県深谷市
用途
専用住宅
構造
木造2階建て