流山の家

還るために家はある

帰る、還る、歸る、、、、

「かえる」という言葉の懐ろには、

「家が持っている底力」

の多くが備わっている、と私は思います

 ・

 暮らしの速度がどんどん加速し、

子供からご年配まで、日中家に居る家人は、

ほとんど居なくなりました

つまり現代社会は、

家族を皆「帰る人」にした、、

といえるかもしれません

 ・

 ならば、

主人らの帰宅を受け止める我が家には、

何が必要なのでしょう

 それは「揺るがない腰構え」であり、

「固く守られた家族の居場所」であり、

時に「自制を促す父の顔」となり、時に

「すべてを認めてくれる母の包容力」

ではないでしょうか?

そして、それらが家中に溶け込んで、

明日の自信へと湧き上がって欲しい

 家も、人も、いずれ土に還ります

だからこそ毎日、

心が腑に落ちて帰れる家がいい

と考えるのです 

流山の家

場所
千葉県流山市
用途
専用住宅
構造
木造二階建て