繋ぐ家

コンクール講評

静かな農村の一角、

石垣の上に見上げるように佇む、

一目でディティールの良さを

感じ取れる2階建ての木造住宅

県産の能瓦を施した

深い軒のある屋根が特徴的である

聞けば秋田杉を現地選抜し、

そのこだわり素材を施主・設計者・施工者が

三位一体となりじ実現することができた

施主の笑顔から、

その喜びの大きさを強く感じ取れる

図面では一見単純そうな間取りであるが、

手間を要する納め、仕上がりが素晴らしく、

実にいい表情を放っている施工精度の高さと

熱意を感じずにはいられない「ぐんまの家」の

「最優秀賞」にふさわしい作品である

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2018ぐんまの家  審査委員長

繋ぐ家

場所
群馬県安中市
用途
専用住宅
構造
木造二階建て
竣工年数
2016年1月